ぼくのつくるもの
〜空気、水、森の恵みだけで育った
味の濃い原木しいたけ〜
みなさん!知ってました??
しいたけには、
ぼくのつくる原木しいたけと、
菌床しいたけの
2つの栽培方法があるんですよ!
スーパーに並ぶしいたけの多くは
菌床しいたけで、
原木しいたけは、日本のしいたけの流通の
わずか1割程度です。
原木しいたけを育てるには、
長い時間と、
重たい木を運ぶ労力、
収量の不安定さ、など様々な事と
向き合う必要があります。
原木しいたけ農家は、
この事に昔より悩まされています。
そこで、その悩みを解決する
画期的な栽培が近年登場しました。
それが、菌床しいたけです。
短期間、軽い、安定性…
夢のような栽培方法です!
みんな飛びつきました!
(そらそうだ!)
でも、なぜぼくは
原木しいたけを
作り続けているのか?
それは、
“原木にしか出せない味がある”
そう思うからです!
原木しいたけは、
日本古来の栽培方法で、
10年20年かけて山で
育った木を伐りだし、
そこに菌を植え、
約1年かけて木の栄養だけを
吸い上げて大きくなります。
菌を植えてから約1年間…
月日をかけて、
木の栄養をたっぷりと
吸い上げて成長したしいたけは、
木の香り、
ぷっくり引き締まった肉質、
樹液の甘み、
とっても濃い、
濃厚な味わいとなりますよ!
とくに!
しいたけ嫌いな人からは、
『ここのしいたけなら食べれる!』と
良く言われます♪
多くの子供達が、
ぼくのしいたけで
苦手を克服してますよ♪
食べてみませんか?
また、ぼくたちが
しいたけを育てるここ吉野は、
緑豊かな山々と清流に囲まれた、
しいたけを美味しくするスパイスに
溢れた場所です。
気温の寒暖差は、
しいたけの実を引き締め、
豊富な杉や檜は、
直射日光や気温の上昇から
しいたけ山を守ります。
曲がりくねった川や、
川を吹き上げる風は、
適度な湿度を保ちます。
このように、
吉野ならではの自然それぞれが、
しいたけの成長に作用し
しいたけを美味しくしてくれるのです。
だからぼくは自信をもって
吉野で原木しいたけを作っています。
森の贈り物である原木しいたけを
より多くの人に味わっていただくことが
ぼくの喜びです。